東京都知事選挙がきょう、告示された。小池知事の都政運営への評価が最大の争点となる見通し。立候補したのは過去最多の56人。選挙戦がスタート。いよいよ始まった七夕決戦。京都知事選挙立候補者(届け出順)に紹介。立候補を届け出たのは56人で、前回4年前の22人を上回った。候補者の顔写真は、本人の承諾が得られた人について紹介。無所属・現職・小池百合子候補は3期目を目指している。無所属・新人・石丸伸二候補は、広島県安芸高田市・元市長。諸派・新人・清水国明候補は、タレントとして活動。無所属・新人・田母神俊雄候補は、航空自衛隊元航空幕僚長。無所属・新人・蓮舫候補は元参議院議員。各党の対応:自民党、公明党、国民民主党と蓮、都民ファーストの会は小池候補を自主的に支援、立憲民主党、共産党、社民党は蓮舫候補を支援、日本維新の会、れいわ新選組はいずれの候補も支援せず、教育償化を実現する会、参政党は自主投票。今回の選挙では、小池知事の2期8年にわたる都政運営の評価が最大の争点になる見通し。東京都の去年の出生率が0.99と1を下回る中での今後の少子化対策や子育て支援のあり方、都が事業を認可し反対の声も上がっている明治神宮外苑の再開発などをめぐって議論が行われる見通し。政治とカネの問題や物価高騰対策などについても論戦が交わされるものとみられる。東京都知事選挙は17日間の選挙戦を経て来月7日に投票が行われ、即日開票される。関心のある政党、都政に期待すること、選挙のあり方について街頭で聞いた。
過去最多の56人が立候補した今回の選挙。選挙ポスターの掲示板の枠は、最大48人分で異例の対応が取られた。東京都の選挙管理委員会は、届け出順49番以降の候補にクリアファイルを支給。ポスターを掲示版の外側に固定してもらうという。東京都知事選挙は過去最多の立候補者数で、異例の選挙となっている。きょう有権者に話を聞くと、知名度を上げて動画の閲覧数を増やすなどして、収入につなげようという候補者もいるのではないかといった懸念の声が聞かれた。一方で候補者が増えることで、選挙が盛り上がり関心が持ちやすい状況になれば、それはいいことだと思うといった声もあった。各候補者がしっかりと政策を戦わせる選挙となるのか、選挙運動のあり方も含め見ていく必要がありそう。1400万人が暮らす首都決戦は、国政にとっても大きな意味を持つ。自民党や立憲民主党は、次の衆議院選挙も視野に入れ、政党色を抑えつつも候補者支援に全力を挙げる方針。自民党などには「首都決戦で勝てば、今の政治状況を変えることができるのではないか」という見方がある。一方で、立憲民主党などからは「岸田政権に信頼がないことを証明し、政権交代につなげたい」といった声が聞かれる。七夕決戦の行方は、各党の今後の戦略にも影響を与えそう。
過去最多の56人が立候補した今回の選挙。選挙ポスターの掲示板の枠は、最大48人分で異例の対応が取られた。東京都の選挙管理委員会は、届け出順49番以降の候補にクリアファイルを支給。ポスターを掲示版の外側に固定してもらうという。東京都知事選挙は過去最多の立候補者数で、異例の選挙となっている。きょう有権者に話を聞くと、知名度を上げて動画の閲覧数を増やすなどして、収入につなげようという候補者もいるのではないかといった懸念の声が聞かれた。一方で候補者が増えることで、選挙が盛り上がり関心が持ちやすい状況になれば、それはいいことだと思うといった声もあった。各候補者がしっかりと政策を戦わせる選挙となるのか、選挙運動のあり方も含め見ていく必要がありそう。1400万人が暮らす首都決戦は、国政にとっても大きな意味を持つ。自民党や立憲民主党は、次の衆議院選挙も視野に入れ、政党色を抑えつつも候補者支援に全力を挙げる方針。自民党などには「首都決戦で勝てば、今の政治状況を変えることができるのではないか」という見方がある。一方で、立憲民主党などからは「岸田政権に信頼がないことを証明し、政権交代につなげたい」といった声が聞かれる。七夕決戦の行方は、各党の今後の戦略にも影響を与えそう。