過去最多の56人が立候補した東京都知事選挙は現職の小池百合子氏が3回目の当選を果たした。その小池さんに挑んだのが広島県で市長を務めていた石丸伸二さんと元参議院議員の蓮舫さん。3人が共通して力を入れたのが若い世代への訴えだった。小池さんは子育て世代との座談会を開催。蓮舫さんは現役世代への支援を訴えた。石丸さんは若者にも政治への関心を持ってもらいたいとSNSなどで発信。この3人をはじめ、過去最多の56人が論戦を繰り広げた。開票結果。投票率は平成以降では2番目に高くなった。自民党・稲田幹事長代理、立憲民主党・大串選対委員長のコメント。きのうは都議会議員の補欠選挙の投票も行われ、自民党は選挙前の5議席を下回る2議席の獲得にとどまった。このほか地域政党の都民ファーストの会が3議席、無所属が2議席、立憲民主党と諸派がそれぞれ1議席を獲得した。そしてこちらは自治体ごとに最も票を獲得した候補者を色分けした地図。小池さんが地域を問わず支持を集めたということがうかがえる。