きょうのテーマは「”相次ぐ逆走”どう注意すれば?」について。まずはおととしの10月に福岡・九州自動車道で撮影された映像を見せ軽トラックが逆走している様子が映っていた。運転手は80歳の女性であり、約5キロ逆走を続けていて当時の警察の調べに対し「スーパーにいくつもりで高速道路の認識はなかった」と話しているという。次に愛知・豊田市で撮影された映像を見せ、逆走していた原因は合流地点で間違ってUターンしてしまったとのことだった。運転をしていたのは80代の男性で、約33キロ逆走となっていた。最後は伊勢湾岸道で起きた逆走で、運転していた50代の男性は出口料金所のETCバーを押し込むようにして進入したという。おととしは224件の逆走事案が発生しており、そのうち8件は負傷・死亡に至る重大な事故につながるものだった。なぜ逆走が起こるのかというと勘違いがあり、特に起きやすいのは入口やサービスエリアであることなどを話していった。地域性も関係しており、車の交通量が少ない地域で起きる傾向があるという。もし逆走に遭遇したらどうすればいいのかというと、とにかくブレーキを強く踏むとのこと。万一、正面衝突してしまってもスピードをこちらが落とせるのでダメージを少なくすることができるという。またできるのであれば車線を変更し衝突を避けたり、クラクションを短く連続で鳴らすと効果的とのこと。万が一、自分が逆走してしまったら安全な場所に停車しハザードランプを点灯させ安全な場所に避難して110番・非常電話で通報するのが大事だと話した。