東京都心ではことし初の真夏日となった。東日本と西日本で厳しい暑さとなり、最高気温は山梨・大月市で34.2℃に。最高気温32℃の愛知・豊田市では80代の男性が死亡し、熱中症の疑いがあるという。熱中症予防に体を暑さに慣れさせる取り組みも行われている。環境省によると、急に気温が上がるこの時期に汗がうまくかけなかったりすると熱中症リスクが高まるという。また、物価高の中でもエアコン利用を促そうと、家計の負担を軽減する臨時の取り組みとして、東京都はことし夏以降の4か月間一般家庭の水道の基本料金を無償とする方針を決めた。気象庁が発表した見通しでは、全国的に平年よりも高温になる見込み。一方、降水量は東日本・西日本で梅雨に雨が多くなると予想されている。
一方で、近年極端な気象現象が相次いでいる。研究者が地球温暖化の影響を分析したところ、去年9月の石川・能登地方の豪雨災害では総雨量が約15%増加したことがわかった。さらに、最高気温40℃以上を1日に6地点で観測するなどした去年7月の猛暑は地球温暖化がなければ起こらなかったと考えられるという。こうした分析を行う組織がきょう発足した。
一方で、近年極端な気象現象が相次いでいる。研究者が地球温暖化の影響を分析したところ、去年9月の石川・能登地方の豪雨災害では総雨量が約15%増加したことがわかった。さらに、最高気温40℃以上を1日に6地点で観測するなどした去年7月の猛暑は地球温暖化がなければ起こらなかったと考えられるという。こうした分析を行う組織がきょう発足した。