今日発表された先月の中国の消費者物価指数は去年同月比で0.5%下落した。2か月連続マイナスで幅は前月から拡大している。豚肉などの価格が大きく下落し、節約志向が広がり、自動車やスマートフォン値下がりが要因である。家具・家電製品の価格も下落し物価を押し下げている。先月の生産者物価指数も去年同月比で3.0%下落と14か月連続でマイナスである。中国では不動産市場低迷の長期化や厳しい雇用情勢などで国内需要が停滞しデフレへの懸念が強まっている。
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