新紙幣への対応。大手銀行3社のATMや両替機は完了。鉄道券売機などの社会インフラはおおむね完了。飲料の自動販売機は新紙幣発行後も年単位で更新作業続く。飲料大手ダイドードリンコ担当者は「全国に27万台保有。状況を見ながら2〜3年かけてすべて取り替えていくことになる」。小規模店では悲鳴も。東京・多摩地区でゲームセンターを経営する男性は「近年、ゲームセンターの経営は厳しい上に電気代も上がっている。そこで両替機の更新費用を負担するのは大変」などコメント。大阪・中央区のラーメン店店主は「両替機を新紙幣に対応させる費用は中古の両替機を購入した時の費用より大きい。新紙幣対応の費用を稼ぐのは大変」などコメント。経済評論家・加谷珪一氏は「社会インフラである銀行のATMや駅の券売機は入れ替えが早い。一方で店舗の券売機や自動販売機は時間がかかる」とコメント。財務省が注意喚起。現行の日本銀行券は新しい日本銀行券が発行されたあとも引き続き通用する。「現行の日本銀行券が使えなくなる」などを騙った詐欺行為(振り込め詐欺など)に注意。