尾河さんはアメリカのPMIに注目している。尾河さんは「日銀とFOMCが終わった直後なので相場が大きく動く話ではないが、日本とアメリカと比較した場合、企業の景況感はいい。個人消費は日本は弱い。アメリカはPMIは50を上回っていて個人消費も強い。実質賃金がアメリカはプラスであることが大きい。日米で家計の株式の保有割合が違っている。アメリカは保有資産の4割ぐらいが株で株価が上がれば資産効果があって個人消費も伸びる。新NISAで積立をしているということですぐ売ったりということではないと思うので、ただじわじわ効いてくる可能性はあると思う」などと述べた。