ソニーフィナンシャルグループ・森本淳太郎さんが解説。森本さんのきょうの予想レンジは152.50円~155.50円。森本さんは「FOMC後の米国金利はいったん低下後反発したにもかかわらず、為替市場ではドル円が急落。日米金利差から見ると不自然な動き。政府・日銀が再び為替介入に踏み切った可能性があり、本日のドル円も上値の重い展開が予想される。介入によるものだった場合、円売り抑制に一定の効果があった。日米実質金利差の大きな方向性を決めるのは米国側の要因。本格的なドル円トレンド転換には米国の金利の低下を待つ必要がある」などと述べた。注目ポイントは「ドル高の持続性に死角はないか」。森本さんは「ドル高の持続性には不透明感も漂う。目先はあす発表の4月雇用統計で非農業部門雇用者数が、引き続き前月比で大幅な増加となるか、失業率に変化がみられるかなどに注目が集まる」などと述べた。