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「輪島市(石川)」 のテレビ露出情報

天皇陛下が即位されてからあすで5年。新たな形で人々とのつながりを築きながら、象徴としての務めを模索されてきた。2度にわたって能登半島地震の被災地を見舞われた天皇陛下。皇后さまとともに避難している人たちにことばをかけられた。お2人は、同じ目の高さで被災者と話された。上皇さまの退位に伴う皇位継承で始まった令和の時代。天皇陛下は、令和元年5月1日に即位し、新たな時代の象徴として歩み始められた。儀式や行事に臨む一方で、皇后さまとともに各地を訪ね、国民との触れ合いも重ねられた。
即位された翌年、思いもよらない事態が起きる。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大。全国植樹祭や国体の開会式など、象徴天皇制が定着していく過程で大きな役割を果たしてきた恒例行事が、戦後初めて、すべて開催が見送られる事態になった。直接訪ねることがかなわない中、国民とのつながりをどう築くか、模索されたのがオンラインを活用した交流。自然災害で被害を受けた人たちのお見舞いや復興状況の視察など、オンライン訪問は、これまで20回行われた。3年前、東日本大震災から10年にあたってのオンライン訪問で、天皇皇后両陛下と懇談した男性は、福島・双葉町で被災し、福島第二原発の収束作業に当たった。天皇陛下は「一番苦労したこと」について聞かれ、男性は、当時、つけていたノートの内容を踏まえて答えたという。男性は「10年たっても被災地を忘れていないと非常に感動した」と語った。同じ日にオンラインで懇談した福島・大熊町出身の男性は、直接訪ねることがかなわなくても話を聞こうとされた天皇陛下の思いに驚いたという。男性が印象に残っていることについて語った。
今年2月の記者会見で、天皇陛下は、皇室の活動が縮小を余儀なくされた当時を振り返り「人々とのつながりを築き、国民の皆さんの力になるために、私たちに何ができるかを考え、宮内庁とも相談し、オンラインでの交流の可能性を検討しました」と話された。上皇さまの退位に向けた政府の有識者会議で座長代理を務めた東京大学・御厨貴名誉教授は「コロナ禍になってからしばらく、考える時間だった。天皇制、皇室はどのように受け継がれていくのがいいのか、その時間にお考えになられたと思う」と述べた。
気さくな人柄で知られる天皇陛下。新型コロナの行動制限が緩和され、人々と直接触れ合う機会が戻る中、その場を和ませるような発言をされる場面も増えている。即位後初の親善訪問。インドネシアにある日本語教育に力を入れている大学を訪ね、学生らと日本語で懇談された。日本のアニメが好きな学生が「“NARUTO−ナルト−”という作品が好きだ」と伝えると、天皇陛下はほほえみながら「私は徳仁(なるひと)です。特に関係ないのですけど」と話され、大きな笑いが起きた。行動制限の緩和に伴って、ご一家の自然なやり取りを私たちが目にする機会も増えてきた。愛子さまも交えて、3人でほほえまれる場面も見られた。
この5年で新たな取り組みも。外国からの賓客をもてなすため、皇居宮殿で開かれる昼食会。メニューには、フランス語で和食の前菜とある。伝統的に西洋料理のコースが提供されるが、両陛下の発案で和の要素が取り入れられるようになり、手まりずしや天ぷらなどが出されたこともあったという。さらに宮内庁は、ことし4月には、インスタグラムの公式アカウントを開設。画像や動画で情報発信を始めた。若い人たちにも皇室への理解をより一層深めてもらうのがねらいで、開設からおよそ1か月たったきょうの時点のフォロワーは、120万人に上っている。
東京大学・御厨貴名誉教授は、象徴としてこれから期待することについて「“天皇陛下”といしていらっしゃることはわかっていても、昔のように国民が動向について何も思わない。無関心が増えていく。無関心に対して、兵かとして訴えかけていく、これは大変だと思う。自然災害が会った時、現地いいって寄り添うことが1つの特徴であるならば、貧困にあえいでいる人たちにどういうふるまいをされるのかが1つの課題になる」と述べた。即位してからの5年間は、新型コロナや災害もあって、大変な中、模索されてきた。御厨名誉教授は「経済的な貧富の差や、地方と都市の格差といった社会の分断が進む中、天皇陛下がどのように関わられるかも大事だ」としたうえで、「オンラインの活用とともに、これまで以上にいろいろな地域を回って見られることが増えるのではないか」と話していた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年6月26日放送 23:00 - 23:59 日本テレビ
news zerozero choice
きょう石川・輪島市の南志見地区でおよそ半年ぶりに診療所が再開した。この地区は能登半島地震の影響で一時、孤立していた。今後は地震前と変わらず2週間に一度、診察が行われる予定だという。

2024年6月25日放送 15:45 - 19:00 フジテレビ
イット!取材center24
日本建築学会北陸支部が能登半島地震で被害が激しかった輪島市と珠洲市・穴水町の合わせて9地区およそ7000棟を対象に災害調査を行った。これまでにおよそ5700棟の分析が終わり、1981年より前の旧耐震基準の建物ではおよそ半数が全壊となっていた。新耐震基準の建物でも2000年に改正される前の基準で建てられた家屋では、4割近くが全壊や半壊の被害を受けていたという。[…続きを読む]

2024年6月25日放送 5:25 - 8:00 フジテレビ
めざましテレビNEWS
岸田総理大臣が、来月1日に能登半島地震の被災地を視察する方向で調整している。政府関係者によると、岸田総理は来月1日に石川県を訪問する方向で調整していて、岸田総理の被災地視察は、地震が起きた1月と2月に続き、3回目となる。岸田総理は先週金曜日の記者会見で、復興の加速に向け、常駐で派遣する職員を100人以上に拡大した「能登創造的復興タスクフォース」を来月1日に発[…続きを読む]

2024年6月24日放送 15:50 - 19:00 日本テレビ
news every.きょうコレ
これまでは、警察、海上保安庁、消防が要救助者の位置情報提供を、携帯電話事業者に要請する際、電話番号を特定することが要件だった。しかし、能登半島地震で要救助者の捜索が課題となったことを受け、今後は電話番号が不明でも被災者名簿の氏名や住所をもとに要請可能に。また、提供先として被災自治体の災害対策本部が追加。総務省は今月中にも携帯電話事業者に通知。

2024年6月24日放送 13:05 - 13:55 NHK総合
列島ニュース(福井局 昼のニュース)
福井市の高齢者施設「ケアハウス藤島園」では能登半島地震で被災し断水などの被害を受けた石川県輪島市の高齢者施設の入所者のうち3人を受け入れ。3人は地震のあと金沢市内にいったん避難し、ことし2月からケアハウス藤島園で避難生活を続けてきたが輪島市の施設が受け入れを再開したことから半年ぶりに帰ることになった。ケアハウス藤島園・林佳代子さんが「元のところに戻れて本当に[…続きを読む]

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