阪上さんの予想レンジは37800~38200円。注目ポイントは「日本株は再度上昇基調へ」とし、「足元は粗い値動きで大幅に調整し、そのあと反発したが日々の値動きが大きく不安定な状態が続いている。FRBの金融政策はどうなるかなどで先行き不透明感は残っているのでしばらくは粗い値動きの中で一進一退になりやすいと思う。ただ9月下旬くらいから年末にかけては強気な上昇基調に入ると見ておくのが妥当と考えている。米国の景気は一旦マイナス成長に入るリスクが高くなってきたが、景気悪化はあくまでも一時的で浅くとどまる可能性が高い。世界全体がアメリカに引っ張られて不況に陥る状況は避けられる見通し。FRBが9月に利下げに踏切りそのあとも継続的に利下げを行う可能性が高い。日本の内需回復の可能性が高まっている。実質賃金はプラスに転換し、企業の設備投資意欲も旺盛。これらが株高の要因になると考えている。」などと述べた。