池田さんは日経平均予想レンジを49,500円~50,500円とし、「アメリカの年末商戦を見守りたいということで横ばい圏内かなとみている」と話した。また、注目ポイントには「『4つの心配』の行方」と挙げ、「11月に入りグローバルに株価が乱高下したんですが、背景には4つの心配があったとみている。1つは『株高ペースが速すぎる』、2つ目は『AI株を買いすぎ?』、3つ目は『FRB 12月利下げはない?』、4つ目は『アメリカ年末商戦は?』。このうち1つ目~3つ目はクリアできたと思うが、4つ目が注目点。株高ペースが早すぎたことに関しては、日経平均ターゲットと実際の日経平均を比べてみると、今回は日経平均がターゲットを超えてしまうということが2013年以来初めて起きた。ただ、その後アナリストが上方修正する中で5万3,800円までターゲットが勝ち、いまはその上なので正常化している状況。AI株が買われ過ぎという点に関しては、韓国株が興味深い目安となる。8月末を基準として韓国株は最大100億ドルまで買われたが、その後は急速に売り戻しとなり、11月下旬でほぼ出尽くしたという感じになっている。12月のFOMCで利下げがやっぱり来そうという感じになっているが、振り返ってみると10月29日の前回のFOMCの後にパウエル議長が『次の利下げは程遠い』と言ってしまってから期待が落ち、それとともに株価も急落したんですが、先週NY連銀総裁が『次の緩和の余地はある』と発言し、期待もまた戻り、それとともに株価もV字回復となっている。年末商戦については今のところ順調な滑り出しだと見ており、今回は関税が焦点だったがその影響はあまりなさそう。あとは全米小売協会で3.7~4.3%ということで堅調な予想が出ている。ということで4つすべての心配をクリアできるという見通しになるので、年末にかけては日経平均5万3,000円という高値に再挑戦という展開が見込まれると思う」と話した。
