孫休暇とは孫を持つシニア人材が孫の育児の為に仕事を休むことができる制度で、現在導入する自治体や企業が増えている。郡山市職員の有我将範さんは去年1月に生まれた孫の世話を行う為、この1年で5日間の孫休暇を取得した。孫休暇は郡山市が去年2月に導入した特別休暇で、孫を持つ職員が有給とは別に孫が1歳になるまで育児などを理由に計8日間付与される。導入した理由は職員の要望で、孫休暇は当日の申請で利用出来ることもあり制度導入から1年で45人の職員が取得している。孫の母の理紗さんは現在育休中で、買い物などに行く際に有我さんに孫休暇を取得してもらい孫の乃碧くんを預かってもらっていた。
孫休暇の導入が会社全体の有給取得日数の底上げに繋がった企業もあり、高知市にある社員60人程の建設会社では年齢の高い社員程有給の取得率が低いことに悩んできた。そこで一昨年10月から有給の一部をGG・BB休暇と名付け孫の為の取得を推奨することにした。最年長の川崎弘行さんは以前、有給を十分に取得していなかったが、孫休暇の導入により毎週火曜は時間給で定時よりも2時間早く帰宅し、孫の送迎を行っている。上司が積極的に有給を取得することで、以前は平均5日余だった有給の年間取得日数が孫休暇を初めて以降は約10日に倍増した。
孫休暇の導入が会社全体の有給取得日数の底上げに繋がった企業もあり、高知市にある社員60人程の建設会社では年齢の高い社員程有給の取得率が低いことに悩んできた。そこで一昨年10月から有給の一部をGG・BB休暇と名付け孫の為の取得を推奨することにした。最年長の川崎弘行さんは以前、有給を十分に取得していなかったが、孫休暇の導入により毎週火曜は時間給で定時よりも2時間早く帰宅し、孫の送迎を行っている。上司が積極的に有給を取得することで、以前は平均5日余だった有給の年間取得日数が孫休暇を初めて以降は約10日に倍増した。