伊藤さんきょうの経済視点に「4位じゃダメですか?」と挙げ、「GDPを日本がドイツに抜かれたという話。ドイツ経済は調子が悪いはずなのに抜かれたというある種のショックがあったように思う。実際にドイツ経済は調子が悪いとは思うが、逆転を許した最大の要因の円安基調というのが実は政策金利の差を考えると来年・再来年以降は大きく転換することは厳しそうなのでやはり4位に甘んじるのはしばらく続きそうだが、決して悲観する必要はないと思っていて、ドイツ経済は中国・ロシアへの依存も難しくなる中で、人手不足や過小投資など構造問題の取り組みが必要だと言われている。そうした課題は日本と共通するところがあって、そういう意味ではどちらがこの課題をうまく克服できるかにその先がかかっているということで、うまく潮目の変化を日本が活かせれば、再逆転も十分可能だと思う」などと話した。
圷さんはきょうの経済視点に「日銀会合後の日本株の見方」と挙げ、「23日の日銀の会合はややタカ派的で、3月または4月のマイナス金利解除の思惑が強まり、マーケットの悪材料になっている。日銀が意図的にトーンを変えてきた背景にはおそらく日銀が企業側にインタビューをしていて、3月の春闘で賃上げ率が高いという自信が背景になったんだと思う。ということは4-6月期は実質賃金が上がるだろうと。後は植田総裁の出口戦略『非連続性は避ける』としていたので、プラス圏の売り上げは前進的に進むというイメージが喚起されたんだと思う。ということは当面はマイナス金利解除がマーケットの重しとなるが、通過すれば悪材料出尽くしとなるし、4-6月期は実質賃金上昇に視点が向かいやすくなるという見方で良いんじゃないかと思っている」などと述べた。
圷さんはきょうの経済視点に「日銀会合後の日本株の見方」と挙げ、「23日の日銀の会合はややタカ派的で、3月または4月のマイナス金利解除の思惑が強まり、マーケットの悪材料になっている。日銀が意図的にトーンを変えてきた背景にはおそらく日銀が企業側にインタビューをしていて、3月の春闘で賃上げ率が高いという自信が背景になったんだと思う。ということは4-6月期は実質賃金が上がるだろうと。後は植田総裁の出口戦略『非連続性は避ける』としていたので、プラス圏の売り上げは前進的に進むというイメージが喚起されたんだと思う。ということは当面はマイナス金利解除がマーケットの重しとなるが、通過すれば悪材料出尽くしとなるし、4-6月期は実質賃金上昇に視点が向かいやすくなるという見方で良いんじゃないかと思っている」などと述べた。