注目を集めている「ソフト老害」とは時代遅れの考え方で行動をすること。これは特定の年代に限らず友人関係でも起こるので若い人も要注意。例として30代以上はマッチングアプリで出会うことに抵抗がある人が多いものの20代以下は今や普通。なので常に更新されている情報を理解する必要がある。常見准教授は「ジェネレーションギャップがとても細かくなっている。特にコンプライアンスに関する考え方がどんどん更新されている。さらに若い人が職場で出世するようになり老害化のリスクもある」と指摘。具体的な状況としてはアルバイト先やパート先で「こうした方がいいんじゃないの?」と否定から入ることがソフト老害に当てはまる。さらに会社での「俺の若い頃はサービス残業が当たり前」とのポジショントーク、近所付き合いで「あなたのためを思って言ってるのよ」と長々と持論を展開、親戚の集まりで「子供はいた方がいいと思うわよ」等と幸せの価値観を押し付けることもソフト老害に当てはまる。10代・20代にソフト老害について取材すると「ネイルとかメイクをして今日いい感じと思って外出てもそういうの男の人喜ばないからやめたほうがいいよみたいなことを言われる」「バイトの知識に関することでいきなり問題を出してきて答えられないとこんなことも分からないのみたいな感じに詰められる」との声が聞かれた。