- 出演者
- 有吉弘行 久保田直子 マツコ・デラックス
マツコ&有吉 かりそめ天国の番組宣伝。
知らない料理を食べたいと話すマツコ&有吉のためにブラマヨ小杉が絶品中国料理を調査する。中国料理には大きく分けて8つ、20近くの料理があり、東京近郊で食べることができる未知の中国料理があるという。
ブラマヨ小杉が東京・東新宿にある「山西亭」を訪れた。その名の通り山西料理が楽しめる。店主の李俊松さんは鈴木おさむみたいな雰囲気だった。山西料理の名物は麺。日本だと西安刀削麺が有名だが、刀削麺は山西省が発祥。中国北部にある山西省は気温が低く米が作りづらいことから、ほぼ毎日麺を食べるという。小杉が食べた「莜麺栲栳栳」(ヨウミェンカオラオラオ・1500円)は山西省で代表的な麺料理。「莜麦」(ヨウマイ)はオートミールなどの原料となるオーツ麦。気温が低くても作れるので2500年前から食べていた穀物だという。オーツ麦の粉にお湯を混ぜた生地を伸ばして1つずつ巻いていく。1食分でこの作業を30回行うので手間暇がかかる。せいろで蒸し上げ、黒酢&トマトと卵のソースにつけて食べる。見た目は蜂の巣のようで麺とは思えなかった。小杉は「素朴。穀物の味がすげえする。うどんみたいなモチモチやのに味は蕎麦。ガレットの焼く前」と味の感想を語った。山西省には毎日食べても飽きないよう様々な種類の麺がある。最後に小杉が自分を知ってるか質問すると、店主に「分からない」と言われてしまった。マツコ&有吉は名前は知らなかっが、写真を見せると「いつも見てる」と語った。
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中国南部にある湖南省は映画アバターの森のモデルになったといわれる武陵源がある。高田馬場駅前にある「本格湖南料理 李厨」は15年前に留学生として来日した劉振軒さんが湖南料理を広めたいとオープンした。四川よりも辛いといわれる湖南料理は発酵などの酸味を使った酸辣な味付け。「过桥豆腐」(グオチャオドウフ・980円)は目玉焼きならぬ目玉蒸しがのった豆腐料理。食べた小杉は「美味しい。豆腐がとろける。豚ひき肉のパンチが見事にマッチ。中華とは思えないぐらいめっちゃあっさり」と感想を語った。殻ごと煮た煮卵はランチだと無料で食べ放題。
劉さんはカラオケボックスも経営しているというので見せてもらった。店名は「XX-party KTV」。店内はクラブのようにきらびやかだったが、Kiroro「未来へ」が聞こえてきた。昔の中国は高級クラブにカラオケがあって接待などに使われており、内装はそのままに低価格カラオケが台頭。今ではホテルのような豪華なカラオケもあるという。
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ミャンマー・ラオスと接する中国南部の雲南省には25の少数民族が暮らす。南側で暖かい気候のため、きのこ天国と呼ばれ、250種類以上を取り扱う世界最大規模のきのこ市場がある。ブラマヨ小杉が湯島駅から2分の場所にある雲南料理店「食彩雲南 湯島店」を訪れた。テーブルに設置された石鍋からは水蒸気が吹き出した。「雲南蒸気石鍋魚」(3278円)は素揚げした鯛&カボチャのスープを石鍋に入れ、帽子をかぶせて10分調理した。鶏ガラ・黄色唐辛子・レモンを加えたスープは鯛の出汁と混ざり合った濃厚な旨みとなる。食べた小杉は「ピリッとしてるけど、レモンとかが入ってるから酸味がいい。カボチャの甘ったるい感じがない。食べたことないスープ」と感想を語った。蒸された鯛の白身も味わえる。「蒸気石鍋魚」は10数年前に雲南省の飲食店が始めたといわれ、ここ数年で上海で大流行しているという。魚を食べた後は、しめじ・エリンギ・なめこなど、きのこ6種類と野菜を入れ、雲南の伝統的な麺・米線を入れて味わう。ビーフンが米粉を麺にするのに対して、米線は生米を発酵させてすり潰す。発酵させることで膨らみモチモチになるという。
ブラマヨ小杉の食レポVTRが終わってスタジオトーク。有吉は「中国に限らずあるよ」、マツコは「もうちょっと行けるでしょ。食べれんのこれ?ってそっちに行って欲しい」などと語った。
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