ウズベキスタンで開催されていたワシントン条約締約国会議で日本の主張が認められウナギの国際取引規制の提案が否決された。EUなどが全種類のウナギの取引を規制対象にと主張していた。投票の結果、賛成35、反対100となり提案は否決。都内のウナギ店では安堵の声が上がった。規制反対の立場をとる日本にとって不利な結果になる可能性が高いとされていた今回の会議。日本側はアジアを始めとする60近い国に呼びかけ多数の反対票を獲得。台湾をめぐり緊張状態が続く中国も今回は日本と同じ立場をとった。一方でEUの指摘通りウナギの乱獲や密輸が問題となっているのも事実。ウナギ漁が盛んなドミニカ共和国では漁で潤う人がいる傍ら、ウナギの稚魚の密輸などが摘発されている。ウナギの一大消費国である日本でも資源管理の強化を求める声は強まっている。農林水産省は「ウナギの資源管理にも力を入れていく」としている。
