先月6日、JR東日本の社長は雪による遅れについて「一番大きな迷惑をかけたのは倒木・倒竹だった」と発表していた。雪による遅れの主な原因の中には「ポイントの不転換」がある。茨城・関東鉄道では、融雪器を11地点に設置していて、いつでも点火できるようになっているという。これにより、線路を温めて雪を溶かすという。去年1月の大雪では、JR京都線などで列車15本が立ち往生。乗客が最大約10時間車内に閉じ込められ、16人が救急搬送された。JR西日本は「降雪量が想定を上回り、雪を溶かす装置を動かすなど必要な措置がとれなかった」とコメントしていた。福岡大司氏は「転換のポイントはあらゆるところにある。これが正しく動いているか監視する機構もある。遠方から来た列車が雪を落とすこともあるため対策は必要」とコメントした。