ロシアは人的資源でウクライナを上回り、攻勢も強めている。軍事産業も強靱性を発揮している一方、米欧の軍事支援が停滞してウクライナ軍は苦戦を強いられている。加えて、徴兵逃れをする人も続出するなど、長谷川研究員は厭戦気分の広がりを感じるという。ロシア軍はアウディーイウカを陥落させるなど、占領地域を拡大させている。アメリカではウクライナ支援を盛り込んだ法案が停滞し、ドナルド・トランプ氏はウクライナに対して厳しい主張をする可能性もある。一方、長谷川研究員は「アメリカとは別に、欧州としてどうウクライナを支えるかという議論が活発化してくるのではないか」と話す。
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URL: http://www.nids.go.jp/
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