WBCベネズエラ戦の勝敗を分けたポイントについて、五十嵐は、層の暑さも含めた中継ぎ陣の差だと指摘。日本は、先発・山本由伸の後に、隅田知一郎、藤平尚真、伊藤大海、種市篤暉、菊池雄星と続いた。普段チームで中継ぎを投げているのは、藤平尚真だけだった。ベネズエラは、継投した6人のうち5人が中継ぎ本職投手だった。五十嵐は、日本代表では、大会前にけが人が3人出た、3人全員が中継ぎ専門の投手だった、中継ぎ専門の投手は、回の途中から力を発揮できる能力がある、イニングをつないでいったほうが勝ちに繋げやすかったなどと話した。ポイントになった一球について、五十嵐は、ホームランを打たれた伊藤大海の一球を挙げ、2ボール1ストライクで、ピッチャーとしてはストライクが欲しい場面だった、インコースに構えたのが甘く入ってしまった、ピッチクロックの焦りもあり、冷静に判断せずに投げてしまったのではないかなどと話した。ピッチクロックは、走者がいない場合15秒以内に、走者いる場合18秒以内に投球動作に入らなければならないルールで、制限時間を超えるとワンボールにカウントされる。NPBでは未導入だ。五十嵐は、世界大会でピッチクロックが導入されるなか、日本プロ野球では未導入で、バッテリーとして考える時間の短さに慣れていない、伊藤の一球も時間さえあれば、あのボールにはなっていなかったのではないか、確実に日本プロ野球にも導入したほうがいいなどと話した。今後の日本野球について、五十嵐は、各国力をつけてきている、日本もそれに立ち向かう立場になる、今回、日本らしい野球もできていたし、若手も出てきた、次に向けて頑張ってもらいたいなどと話した。
