ロシアとNATOが意図せず衝突する事態が懸念される中、プーチン政権としてはNATOとの直接対決は避けたいのが本音とみらる。その一方でカリーニングラードだけでなくベラルーシにも戦術核兵器を配備し核の威嚇を続けながら強きの姿勢を崩しておらず、同時に友好国との連携も強化し自国の経済・軍事力を高めようとしている。エカテリンブルクでは、きのうから国際産業展が開かれており、存在感を示していたのは中国の存在。ロシアはこうした国の支援も得て国をあげ産業力を高めながら軍事と経済の一体化などを進めるとみられる。また、プーチン大統領はインドのモディ首相ときょう首脳会談をひかえるなど、欧米側の動きに楔を打つ動きもみせている。