様々な工期短縮の工夫の結果、計画開始から5年後の昭和39年東京五輪開催の2カ月前に羽田~代々木間33kmが完成した。これまで2時間かかった道のりが30分で移動可能となり、オリンピック成功の大きな要因となった。それから半世紀を費やし次々と道路を拡大。周辺の県へと繋がる道路や橋を建設していったが、その1つが昭和43年完成の東京都と神奈川県を結ぶ高速大師橋。全長約300m、道幅約18mの4車線道路として建設され、東京と神奈川を行き来する人にとっては不可欠な橋。約50年が経過したため劣化し、2023年5月に架替工事が行われることとなった。問題「2週間で工事を終えた方法は?」の出題。正解は「橋をスライドして架け替えた」。通行止めを行う前にまず行ったのが古い橋の隣に橋脚を造り、新たな橋を造ること。新しい橋は車道や舗装まで整え、道路としてすぐ使える状態まで完成させる。ここから通行止めを開始し、古い橋をずらして新しい橋をスライドさせた。
