片足で日本百名山全ての登頂を目指す登山家・桑村雅治のドキュメンタリー映像を放送。60歳の定年を迎えたが、今でも週2〜3回のトレーニングを続けている。骨肉腫のため8歳のときに左足を切断。初めての登山は44歳、なにものにも代えがたい喜びを感じた。今回、北アルプスの鹿島槍ヶ岳から五竜岳を縦走する総距離23kmの難関ルートに挑んだ。彼もこれまで2度挑戦したが健康状態の悪化などで撤退していた。山に登る前、妻の伊佐子さんには「生きて帰る」と約束して出発するという。桑村さんの百名山の挑戦は自らと同じ片足で登山を続けた横田貞雄さんの存在がある。桑村さんは3日かけて全てのルートを踏破。いままで百名山の登頂数は65に。これからも全山踏破を目指して続けていくという。