去年高島屋は「クリスマスケーキ」の販売を行うと、ケーキが崩れて届いたという苦情が殺到し、1100件に登る返金対応を行う形となった。今年も「フレーズリボンショートケーキ」が販売されるといい、渡辺シェフは苦情の中でも「来年も食べたい」「崩れたケーキでも食べたらおいしかった」といった声が聞かれたので、その人達のためにも完璧に近く作りたいと話していた。崩れにくいことを考え、ケーキはスポンジを下段に設置して安定性を強化するとともに、留め金も1つから5つに増強した。ケーキを梱包する箱もぐらつきを防ぐために強化しプラスチックの板も使われることにした。冷凍も去年は20時間ほどだったのが、今年は2週間に強化し崩れずに商品が届いているかを顧客に問う行動も行う徹底ぶりとなっている。