石破氏の経歴について紹介した。1986年に衆議院議員に初当選。29歳は当時全国最年少だった。地元・鳥取に帰る時には夜行列車を度々利用した。鉄道や読書など、趣味は多彩。1993年、政治改革法案の取り扱いをめぐり、野党が提出した内閣不信任決議案に賛成した。自民党を離れ、新生党・新進党に参加した。1997年、自民党に復党し、小泉内閣で防衛庁長官として初入閣した。第2次安倍内閣の発足後は、党の幹事長となった。初代の地方創生担当大臣として安倍政権を支えたが、退任後は安倍氏と距離を置いた。4回目の挑戦となった2020年の総裁選挙では、菅前総理に敗れた。前回の総裁選には立候補せず、小泉進次郎氏とともに、河野デジタル大臣を支援して、「小石川連合」と呼ばれた。そして、5回目の挑戦となるのが今回の総裁選挙。