高市氏と石破氏の決選投票(開票作業)の様子を中継映像で紹介しながら、高市氏と石破氏についてスタジオから解説した。高市氏は旧安倍派に所属していたこともあったが、無派閥の期間が長く、党内基盤は厚いとは言えない。ただ、保守層からの支持は厚い。推薦人は旧安倍派の議員が多い。今回は安倍氏という後ろ盾を失い、自力が試される選挙となった。経済成長を最優先するなど現実的な政策を前面に出すことで、保守層以外にも支持を広げた。一方で、高市氏の政策は保守色が強いとして外交面への懸念の声も出ている。一方、石破氏は、高い知名度を武器にしているが、国会議員からの支持が課題。党内に特定の支持基盤は持っていない。派閥を立ち上げたこともあったが、2021年に事実上解散した。時に政権批判も辞さない物言いから、ベテラン議員を中心に、拒否感を抱く議員が少なからずいる。推薦人は石破氏と昔から繋がりのある議員を中心に、無派閥の議員が多くを占めた。