来週にも行われる総理大臣指名選挙をめぐり今日、野党3党が候補の一本化を模索して党首会談を行った。一方で、自民党の高市総裁も野党党首と相次いで会談するなど多数派工作を急いでいる。東京・荒川区の菓子販売会社「大藤」ではこの会社が企画販売する高市総裁のイラストがパッケージになった、まんじゅう。自民党総裁選の3日後に販売を開始したちまち完売。製造が追いついていない。この会社では2001年の小泉元総理から自民党シリーズを開始。2006年、安倍元総理をイメージした「晋ちゃんまんじゅう」は1年で2億円の売り上げを記録した。今月あった自民党総裁選では事前に候補者となった5人分のイラストを準備。今は高市総裁が総理になることを前提に新たな、まんじゅうの構想を練っている。しかし気になるのは、総理指名選挙の行方。自民党の菓子しか販売しないと決めていた、こちらの会社。野党候補が指名された場合は、販売を見送るという。
自民党の高市総裁は今日、野党の囲い込みに奔走した。午後2時ごろ、立憲民主党の野田代表と会談。その後、国民民主党の玉木代表、日本維新の会の吉村代表と藤田共同代表とも相次いで会談した。安全保障やエネルギー政策などで一致点を見いだしやすい国民民主に対しては、一緒に責任を担いたいと呼びかけ同じく基本政策に対するスタンスが近い維新に対しては「連立含みの協力をお願いしたいと率直に申し上げた」と述べた。これに対して、吉村代表は「政策協議をする土台はあると判断した」と応じ、両党は明日から連立を見据えて政策協議を行うことで一致した。公明党との連立が解消して自民党の衆議院の議席数は196。日本維新の会か国民民主党のどちらかだけでも取り込めれば過半数に近づく。一方、立憲民主党は国民民主党の玉木代表を担ぐ形で、野党一本化での政権交代を狙っている。その野党一本化の鍵を握る国民民主党の玉木代表は野党でまとまるには安全保障や原発政策などの基本政策で一致することが必要だと主張する。玉木代表は立憲民主党、日本維新の会とのの3党の党首会談に臨んだ。およそ1時間にわたる会談では野田代表が野党候補の一本化を呼びかけ原発政策などで歩み寄りを見せた。一方で、玉木代表は「依然隔たりがある」と述べ、総理指名選挙での連携の是非について結論は出ず週明けにも再び会談することになった。総理指名選挙は、早ければ21日にも行われる見通しだ。
自民党の高市総裁は今日、野党の囲い込みに奔走した。午後2時ごろ、立憲民主党の野田代表と会談。その後、国民民主党の玉木代表、日本維新の会の吉村代表と藤田共同代表とも相次いで会談した。安全保障やエネルギー政策などで一致点を見いだしやすい国民民主に対しては、一緒に責任を担いたいと呼びかけ同じく基本政策に対するスタンスが近い維新に対しては「連立含みの協力をお願いしたいと率直に申し上げた」と述べた。これに対して、吉村代表は「政策協議をする土台はあると判断した」と応じ、両党は明日から連立を見据えて政策協議を行うことで一致した。公明党との連立が解消して自民党の衆議院の議席数は196。日本維新の会か国民民主党のどちらかだけでも取り込めれば過半数に近づく。一方、立憲民主党は国民民主党の玉木代表を担ぐ形で、野党一本化での政権交代を狙っている。その野党一本化の鍵を握る国民民主党の玉木代表は野党でまとまるには安全保障や原発政策などの基本政策で一致することが必要だと主張する。玉木代表は立憲民主党、日本維新の会とのの3党の党首会談に臨んだ。およそ1時間にわたる会談では野田代表が野党候補の一本化を呼びかけ原発政策などで歩み寄りを見せた。一方で、玉木代表は「依然隔たりがある」と述べ、総理指名選挙での連携の是非について結論は出ず週明けにも再び会談することになった。総理指名選挙は、早ければ21日にも行われる見通しだ。
