シーベジタブルの共同代表の蜂谷と友廣。日本中を放浪していた友廣高知大学で海藻の研究をしていた蜂谷。友廣は海藻に没頭する蜂谷に惹かれたという。しかし蜂谷には不安があり、海藻を事業につなげていくのにどうすればいいかわからなかったという。2017年に高知大学を通じて蜂谷のもとにある地方企業からの相談が持ち込まれた。青のりが使用できなくなるとの相談だったが、相手は広島のオタフクだった。創業以来、青のりにこだわってきたという。自社で販売も行ってきたオタフクだが仕入れ価格の上昇に困っていた。川から海に水が流れ込む場所にかつては多く生息していた青のり。水揚げ量が減り続け、価格が高騰していた。青のりの大規模な栽培の施設の建設を検討したが、当時の二人にはその資金がなかった。友廣と蜂谷は考え抜いた末にオタフクに提案をしに向かう。会合には、オタフクの佐々木社長も同席した。蜂谷が海藻への熱い思いを伝え、友廣が資金がないと伝え、栽培した青のりの長期買い取り契約を打診。リスクの高い契約だったが佐々木社長は5年契約を約束した。世界でも類を見ない、海藻ベンチャーが走り出した。
住所: 高知県高知市曙町2-5-1
URL: http://www.kochi-u.ac.jp/
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