高知県知事選挙の投票が今月26日に行われるのを前に、選挙に関心を持ってもらおうと高知市内の高校で生徒が投票を体験する模擬選挙が高知市の春野高校で行われた。模擬選挙は若者の投票率の低さをテーマに探究活動に取り組んできた3年生の7人のグループが学園祭にあわせて全校生徒およそ380人を対象に行った。模擬選挙は実際に今回の知事選挙に立候補している候補者の中から選んで、一票を投じるというやり方で行われ、生徒たちは廊下に設けられた投票所を訪れて投票用紙に記入した。模擬投票の結果は、実際の知事選挙の開票が終わったあとの今月27日以降に発表する。県選挙管理委員会によると、前回・4年前の知事選挙の10代の投票率は27%と、全体の投票率を20ポイント余り下回る。