新しいシステムが導入されたのは、県内のすべての路線バスと鳥取市と米子市の市街地を走る循環バスの約220台である。バスに搭載されたGPSの位置情報が専用のサイトに10秒ごとに表示され、利用者はスマホなどで自分が乗りたいバスの現在地や、運行が送れている場合はバス停に到着する時間の見込みを確認することができる。また、大雪や大雨による運行の見合わせなどの情報も配信される。このシステムはバスの利便性を高めて利用者を増やそうと、県内で路線バスを運行している2社と県が共同で導入した。県交通政策課の野坂課長は「雪の時は渋滞したり車もたくさん出て遅れがちになる。安心してバスに乗ってもらうことを提供して、皆さんにもぜひバスに乗ってほしい」などと話した。