ソフトバンクグループの決算。2024年3月期は2276億円の最終赤字。3年連続の赤字。反転攻勢の柱にしようとしているのがAI。人間のような知能を持つAIともいわれるAGI(汎用人工知能)の実現を見据え、AI事業の拡大に乗り出す方針を打ち出した。孫正義会長兼社長はAIの事業拡大に向け活動しているという。去年7月にはChatGPTを開発したオープンAIなどの幹部が集まったシンポジウムに出席した。グーグルやマイクロソフトなど米国の巨大企業が激しく競争するAI開発。ソフトバンクグループは傘下に置く英国の半導体設計大手「アーム」を事業拡大の中核に据える方針を示した。