米国国内外から4500社以上が参加する世界最大規模のテクノロジー見本市「CES」。会場では生成AIの活用などによって、視覚や聴覚といった人の五感を補うことができる最先端の技術が展示され、米国のスタートアップ企業は聴覚に障害がある人向けのメガネ型の端末を開発した。レンズの部分に会話をしている相手のことばが瞬時に文字情報として表示される仕組みで、生成AIが活用されている。また、ルーマニアの企業が展示したのは、AIを活用し視覚障害者向けに開発した頭に装着する形の端末。歩行中に人やモノにぶつかりそうになると、額に振動が伝わり安全な方向を知らせる仕組みだという。