アメリカのミネソタ州からの中継で、ワシントン支局の宇井五郎が報告。ミネソタ州では、不法移民対策のやり方をめぐるICEの強硬な取り調べに対してデモが続き、笛がその象徴となっている。トランプ大統領は日本時間午前5時前、就任1年の節目に記者会見を開き、自身の成果を1時間以上にわたって誇った。特に一丁目一番地として強調したのがミネソタ州で展開している不法移民対策。トランプ大統領はミネソタ州で多くの殺人犯や麻薬の密売人を逮捕したなどと会見。ホワイトハウスは会見に先立ち、365日で達成した365の実績という声明を公表し、260万人の不法移民を追放したと強調。今月7日、ミネアポリスでICE職員にアメリカ人女性が撃たれ死亡する事件が発生し、ミネソタ州のデモはさらに激しさを増している。笛を短く連続してふくと、ICEが近くに取り締まりに来たことを周囲に知らせる意味がある。誰かが連行されそうになったら長く強くふき、人を集める役割がある。CNNによる世論調査では、51パーセントがICEの取り締まりは治安をいっそう悪化させると回答。トランプ大統領が今後、どこまで強権的な政策を進められるかは不透明。FRBのパウエル議長への圧力を強めているが、パウエル議長はこれに反発。クック理事の訴訟に異例出席する。海外への関与拡大については、アメリカファーストを支持する岩盤層から反発も出ている。グリーンランド領有をめぐり関税を取引材料にしているが、最高裁が違憲と判断すれば戦略見直しを迫られる。
