エヌビディアの決算は、市場予想を上回る業績見通しを示した。AI半導体の需要が引き続き旺盛であることを示唆した形だ。去年11月から1月期の売上高は1年前から77%増加し、調整後の1株利益とともに市場予想を上回った。データセンター向けの売上高は93%プラスと、市場予想を超える伸びとなった。DeepSeekの登場やアメリカのハイテク大手がAI投資を減速しているとの報道から、業績への懸念が出ていた。2月から4月期の売上高の見通しについては、430億ドル前後と強気な数値だ。今後の焦点は、日本時間午前7時から始まる決算説明会へと移る。