負けたら終了のファイナルラウンドでバレーボール最強国決定戦のネーションズリーグ。予選ラウンドB通過と勢いに乗る日本は、去年の世界バレーでベスト4に進出したスロベニアと準々決勝で対決。第1セット、キャプテンの石川祐希選手が躍動する。強烈なバックアタックでブロックを粉砕しポイントを奪うと、相手国がスパイクを警戒する中、石川選手がフェイクセットを披露した。石川選手を中心にポイントを重ねる日本。石川選手は両チーム最多の27得点を取得し、日本初のベスト4に進出した。快進撃はどこまで続くのか、準決勝の相手は世界ランク1位のポーランドと対戦する。試合後のインタビューで石川選手は「此処から先はどちらが勝ってもおかしくない。自分たちのやるべきことをいつも通り発揮したい」と話した。