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「FOXニュース」 のテレビ露出情報

米国で次期政権の顔ぶれが明らかになってきた。大統領選挙で勝利したトランプ次期大統領。国防長官やCIA長官など重要ポストの指名を始めている。注目は、実業家・イーロンマスク氏と保守系FOXテレビの司会者・ピートヘグセス氏。米国メディアは、忠誠心が共通した要素になっているとしているが、新政権のねらいは何か。現地12日、米国・トランプ次期大統領は、次期政権の人事を次々と自身のSNS上で発表。異例の起用となったのが、国防長官・ピートヘグセス氏。ヘグセス氏は44歳。元軍人で、保守系テレビ局FOXニュースで番組司会者を8年間務めてきた。トランプ次期大統領の米国第一主義を強く支持してきた人物。ヘグセス氏の起用について、伝統的な国防長官の基準から逸脱した人選と伝えるメディアも。これまで米国の国防長官は、軍の司令官経験者や国防総省の出身者などが多く、従軍経験があるとはいえ、テレビ番組の司会者を起用するのは異例。トランプ次期大統領はヘグセス氏について声明で「われわれが掲げる力による平和の政策を推し進める愛国者となるだろう」としている。
CIA(中央情報局)長官にジョンラトクリフ氏。前のトランプ政権で、情報機関を統括する国家情報長官を務めた人物の起用を発表。ラトクリフ氏はトランプ前政権のいわゆるロシア疑惑を巡り、トランプ次期大統領を支持する立場を示し、信頼を得たと見られている。起用を発表した声明でトランプ次期大統領は「インチキロシア疑惑がクリントン陣営の策略であると暴露するなど、ラトクリフ氏は、真実と誠実さの戦士だ」とつづった。安全保障政策を担当する大統領補佐官に、対中強硬派で知られるマイクウォルツ下院議員を起用。国境管理などを担当する国土安全保障長官に、トランプ次期大統領を強く支持してきたサウスダコタ州・クリスティノーム知事を起用すると発表。
米国・トランプ新政権の人事で注目されていた実業家・イーロンマスク氏。起業家・ビベックラマスワミ氏と共に政府の支出を見直し、削減を検討するための新たな組織、通称「D.O.G.E」(Department of Government Efficiency)のトップに起用すると発表。声明でトランプ次期大統領は「マスク氏らが、連邦政府の官僚機構を解体し、過剰な規制を撤廃、むだな支出を削減して、連邦政府機関の再編への道を切り開く」とした。マスク氏は自身のSNSに「新組織の活動は、最大限の透明性を確保するためオンラインで公開するとし、税金のもっとも愚かな使いみちをランキング形式で発表する。非常に悲劇的で、とてもおもしろいものになるだろう」などと投稿。先月のトランプ次期大統領の集会でのやり取りで「2兆ドルは削減できる」と語っていた。米国財務省によると、2024年の連邦政府の支出は6兆7500億ドル以上。2兆ドルは、支出の約3分の1に当たる。
今回の人事について、共和党系のシンクタンクで研究員を務めた東洋大学・横江公美教授は「自分がやりたいことを追求する政権になると思う」、企業家・イーロンマスク氏のD.O.G.Eへの起用については「マスク氏はすべての省庁に意見を言える立場になると言えると思う。経緯者として政権を運営する時、効率化したいとの思いが2人の中では合致していると思う」と述べた。その上で、トランプ次期大統領の政権運営はどのようなものになるのか。横江教授は「非常にワンマンなものになるだろうとの懸念もあるだろうし、非常にうまくいくだろうという見方もある」と語った。政治家でなかったトランプ次期大統領は、1期目の際は軍の司令官やワシントンの政治をよく知る人物を起用して、その結果、対立した経緯がある。それを踏まえて今回は人選していると見られるのだが、これ行き過ぎると、おともだち内閣ともいわれかねない。2期目は安定した政権運営を行うことができるのか、見ていく必要がある。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月19日放送 10:25 - 13:55 TBS
ひるおび!(ニュース)
総合格闘技の会場に登場したトランプ次期大統領。その隣には新設される政府効率化省のトップに指名されたイーロンマスク氏の姿も。連日発表されるトランプ新政権の閣僚人事が波紋を広げている。医療・保健行政のトップに指名されたのは、反ワクチン論者のロバートケネディジュニア氏。130万人の米軍を率いる国防長官には、トランプ氏寄りの報道を続けてきたFOXニュースの司会者・ピ[…続きを読む]

2024年11月19日放送 10:05 - 10:55 NHK総合
キャッチ!世界のトップニュース(ニュース)
米国・トランプ次期大統領は、不法移民対策として公約してきた大規模な送還作戦を実行するため「非常事態宣言」を出すことを準備しているとSNSへの書き込みで明らかにした。トランプ氏は新政権の人事でも不法移民に対する強硬な姿勢で知られる人物の起用を相次いで明らかにしていて、具体的にどのような政策を打ち出すかに関心が集まっている。トランプ氏から国境管理の責任者に選ばれ[…続きを読む]

2024年11月19日放送 8:15 - 9:55 NHK総合
あさイチ(ニュース)
米国・トランプ次期大統領は、選挙戦で不法移民対策として掲げてきた大規模な送還作戦を実行するため非常事態宣言を出すことを準備しているとSNS上で示唆した。トランプ次期大統領は、不法移民対策をめぐり保守系団体代表が“トランプ政権は非常事態宣言を準備、軍を活用する予定”とSNSに投稿した内容を再投稿したうえで“本当だ!”と書き込んだ。“バイデン政権がもたらした侵略[…続きを読む]

2024年11月17日放送 8:00 - 9:54 TBS
サンデーモーニング(ニュース)
東京・銀座にある投資家バー。トランプ氏の勝利で資産が増えたという投資家でにぎわっていた。トランプ次期政権でのインフレなどを見越して取り引きするトランプトレードに沸いている。木曜日に米国フロリダ州で開かれたのは、トランプ氏の祝賀会。ハリウッドスターのシルベスター・スタローン氏らが登場して盛り上がる中、新政権でのサプライズ人事も。ケネディ家の異端児、ロバート・ケ[…続きを読む]

2024年11月17日放送 5:50 - 8:30 テレビ朝日
グッド!モーニング(ニュース)
新政権の人事を着々と進める米国・トランプ次期大統領。報道官には史上最年少、27歳のキャロラインレビット氏の起用が発表された。また、厚生長官に指名されたロバートケネディJr.氏を選出。ケネディ氏はワクチンの安全性に関する質の良い情報を提供することが課題だと指摘しているが、「新型コロナは白人と黒人を攻撃するように設計されている」(ニューヨークポストでの発言を紹介[…続きを読む]

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