きょう日米首脳会談。高市首相はトランプ大統領を笑顔で出迎え、自衛隊の栄誉礼ではアメリカ国歌の演奏も。会談直前まで、高市首相とトランプ大統領はワールドシリーズを観戦していたという。会談で高市首相は「日米同盟の新たな黄金時代をともに作り上げたい」などと述べ、トランプ大統領は「日米関係はかつてないほどに強固なものになるだろう」などと述べた。ガザ地区の停戦合意など、トランプ大統領の外交手腕を高市首相が称える場面も。ホワイトハウス報道官によると、高市首相はトランプ大統領に「ノーベル平和賞に推薦する」と伝えたそう。また、会談中に両首脳は安倍元総理の名前を繰り返し口にしていた。安倍元総理のようにトランプ大統領と個人的な信頼関係を築きたいと意気込んでいた高市首相は、キャップや安倍元総理のゴルフクラブなどをトランプ大統領に贈呈した。その後両首脳は対米投資80兆円に関する文書やレアアースの供給力確保についての文書に署名し、北朝鮮拉致被害者家族会とも面会した。そして午後3時半すぎには2人は原子力空母ジョージ・ワシントンに着艦し、トランプ大統領は米軍横須賀基地で演説。高市首相も壇上に立ち笑顔で歓声に応えた。その後官邸で取材に応じた高市首相は「防衛力の抜本的強化などに取り組んでいく決意をお伝えした」などと語った。そして高市首相はXに「私の素晴らしい盟友」とトランプ大統領との写真を投稿した。会談の成果について、総理周辺は「100点満点」とコメント。安倍昭恵氏もトランプ大統領と面会し「私にも温かいお言葉をかけていただきました」などと投稿。今回の会談について専門家は「日米の思惑が一致していた」「今回はあくまで経済における協力関係をアピールするというところがメインだった」などとコメント。あさっては米中首脳会議。最大の懸案はレアアース。トランプ大統領の関税引き上げに対し、中国がレアアース輸出規制で対抗しているのだ。「習近平氏と向き合うというアメリカの計画、その一環として日米間で合意がなされた」と専門家は指摘。
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