約2000万人が参列するというハメネイ師の国葬。海外メディアは、イラン国民の結束を誇示するのが狙いとの見方も報じている。これは「復讐のための集まり」だと話す女性もいた。この日の気温は30℃を超え、体感温度を下げるためミストが設置された。ハメネイ師の棺をつめかけた人々が取り囲み、棺に向かい手をのばし祈りを捧げていた。国葬への参列者たちには、無料で飲み物や食べ物が配られた。しかし街を取材すると異様な雰囲気に包まれていた。テヘラン市内で青果店を営む男性に話を聞くと、イラン国内の現状が見えてきた。戦闘開始以降、食料品の価格は2倍以上に上がったという。さらに携帯電話販売店では、iPhone 17 Pro Max 512GBが約57万円と、戦闘が始まって25%すべてのモデルを値上げしたという。ドル高の影響で価格は上がっても、iPhoneの人気は高いという。カメラに映る国葬の熱狂ぶりとは裏腹に、取材を進めて浮かび上がったイラン国民が抱く思いとは。
