イット! (ニュース)
新内閣の目玉閣僚の1人、小野田紀美経済安保相は総裁選でチーム早苗のキャプテンを務めた。高市内閣で新設された外国人政策に関しても担当。これまで明快で保守的な発言が注目されてきた。一方、高市内閣で待ったなしの最重要課題である物価高対策で中心的役割を担うのが片山さつき財務相。約20年前、財務省で主計官を務めた経験を持つ。先ほど行われた会見でスタートは「スムーズだ」と語った。ガソリン減税などの物価高対策に十分な予算規模を確保できると強調。一方で、日本維新の会との政策協議で合意した食料品の消費税2年間ゼロも視野に法制化の検討を行うという点については「手取りを増やすことが非常に重要。あらゆる可能性が否定する訳ではない」と明言を避けた。コメ担当大臣から農政を引き継いだ鈴木憲和新農水相は前任の小泉氏との引き継ぎは和やかな雰囲気だったが、石破内閣で進めたコメの増産方針にきょう異を唱えた。コメどころの山形県が地盤で元農水省職員だった鈴木新大臣は前政権の方針を引き継ぐのかとの質問に「マーケットありきで考えなければならないことなので、生産側からだけ増産をし続けることは現実的に難しい」と述べた。