”クラフト豆腐”で豆腐復権

2025年3月15日放送 16:02 - 16:07 フジテレビ
News αプラス (ニュース)

手軽にタンパク質をとれると人気の「豆腐バー」。この豆腐バーを開発したことで知られるアサヒコが新商品「職人豆腐(クラフト豆腐)」を発表。アサヒコ・池田未央社長はこの疲弊する業界をゲームチェンジしていくのが私達の役目ではないかと思っていると話す。豆乳の濃度を10%アップさせて、大豆本来の風味が楽しめるワンランク上の豆腐。クラフト豆腐誕生の背景にあるのは豆腐業界の苦境。グラフ「豆腐店倒産・休廃業解散件数」(帝国データバンク調べ)。今、豆腐を食べる消費者が減り、豆腐業者の倒産や廃業が過去最悪のペースだという。豆腐業者が減るということは豆腐が減る。すると、それは大豆生産農家へも直結する問題になる。豆腐を取り巻く状況を背景に池田社長は、豆腐の価格ではなく価値を提案することで豆腐の復権を目指すという。農林水産省・穀物科豆類班・山崎裕介さんは農家の手取りをしっかり確保する意味でも生産性の向上、しっかりと高く売れるものについてはしっかりと売っていただいて、などと話していた。
アサヒコが新商品「職人豆腐(クラフト豆腐)」を発表。アサヒコ・池田未央社長はもともとはお菓子業界など別業種でヒット商品を生み出してきたマーケテイングのプロ。7年前に自ら異業種のアサヒコに入社。豆腐業界の知識も固定観念もない池田さんが思い付いたのが、スナック感覚で食べれる「豆腐バー」。そしてこれがバカ売れに。「豆腐バー」開発者・福光晶子さんは、池田社長について「今まで私達の固定観念にとらわれていたところではない意見を頂いていたのでそういう考え方もあるんだなとすごく思いました」などと話した。池田さん発案の豆腐バーは、発売から1年間で累計販売数1000万本を突破。現在は累計販売数8000万本を突破した。その功績が認められアサヒコ入社から5年目の2年前、何と社長に抜てきされた。異業種から来た池田社長の大胆な発想は社内でも。池田社長「社長室はあるが、私は入ったことがない。トライアンドエラーを高速で回すと、いつの日か成功に一番最速で届くと思ってやっています」。こんな型破りな池田社長が仕掛けたのが新商品「職人豆腐」。


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農林水産省帝国データバンク新宿区(東京)アサヒコ池田未央豆腐バー職人豆腐

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