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国交省が支援に乗り出している、配達員によるオートロック解錠の新しい仕組み。現在、一部のマンションに導入されている、荷物の伝票番号を使ったオートロック解錠システム。現在は、大手宅配業者に限定されているのが現状。国交省は業者間で異なる伝票番号の付け方や配送データの共通化を推進することで、多くの業者がオートロックを解錠できるシステムを早ければ来年度にも導入したい考え。しかし、”自由に解錠できる”と誤解が広まっていて、SNSや街の人からも賛否が分かれる状態に。気になるのは”安全面”、すでに販売されているオートロック解錠システムを実際に見せてもらった。インターフォンに配達伝票をスキャンし、ネットを介して伝票が認証されるとドアが開く仕組み。受け取る人が事前に”置き配”を希望し「配送中」の伝票と一致する場合のみドアが解錠されるという。すでに全国のマンションに導入済みというこのシステムだが、メーカーによると宅配業者によってシステムが異なるためすべてに対応するのは難しい現状があるという。そこで国が”共通化”を促進しようとしている。国交省によると、システムの導入はあくまでもマンション管理組合などの合意が前提で、利用者の声を聞きながら慎重にすすめるとしている。