うまいッ! (うまいッ!)
三重県・鳥羽市では海の厄介者 アイゴを活用する取り組みが行われている。アイゴのヒレにはトゲがあって毒もあり、さらに死んでからアイゴが食べた海藻が発酵して独特の臭いが出てしまうことなどから漁師さんたちから敬遠されていた。アイゴを美味しく食べるためにはとったばかりのアイゴを生けすに入れて生きたまま港に運搬し、港に付いたらすぐに氷締めして鮮度を保つ。さらにすばやく近くの加工場に運び、ベテランの職人が内蔵を傷つけないようにアイゴを捌く。捌いた身はすぐに急速冷凍し、鮮度を保つよう心がけている。