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街で聞いた「よく眠れていますか?」。日本人の平均睡眠時間は6時間18分と先進国で最低レベル(世界経済フォーラムの統計より)。1900億円規模にまで急拡大している睡眠市場(富士経済調べ)。ドジャース・大谷翔平の寝具を測定した西川・忠惠友也さんは「数センチ単位、数ミリ単位にこだわってオーダー枕等を調整いただける選手」だと話した。この寝具の売り上げは165%アップ。データやAIを活用した新たなサービスも。睡眠の質を解析するホテル、ナインアワーズ品川駅スリープラボ for men(東京都港区)についてNTTデータ・佐治響さんは、パネルの上にについている四角いものが赤外線カメラになると説明。ここは睡眠の質を解析するホテル。集音マイクがいびきを録音。マットレスの下には寝返り、心拍数、呼吸を検知するセンサーが。睡眠データを取りAIで解析。すぐ寝られてスッキリ起きられるを実現するイヤホン型仮眠起床システム「sNAPout」。京セラ・渡邉孝浩さんは、左右差の違う周波数の音を聞かせることによって、人を素早く深い睡眠に移行できるようにすると説明。今後一部企業に貸し出し、実用化に向けたトライアルをする。睡眠総合ケアクリニック代々木の井上雄一理事長は、「前と後ろに分配して睡眠負債を返していくのがコツ」などと説明した。