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群馬・みなかみ町のコメ農家の2025年のコメの収穫見込みは約100t。田植えが始まったばかりだが、秋にとれる新米の買い手が早くも殺到して売り切れ寸前だという。JAを通さない直接取引が急増しているという。今年の新米の販売価格は5kgで4000円前後だという。コメを作るコストが軒並み高騰し2割ほどの値上げを決めた。それでも直接取引を持ち掛ける業者が後を絶たないという。農水省の調べでは集荷業者と卸売業者の取引価格は玄米60kgあたり2万4597円。一方、直接取引では4万5000円~5万円と約2倍の取引額になっている。例年、5月から新米の収穫が始まる沖縄では早場米の争奪戦が起きている。農家からは備蓄米の入札制度に疑問の声が。備蓄米の3回目の入札では約97%をJA全農が落札している。石破総理大臣はきょう、小泉進次郎農水大臣に備蓄米の契約について見直しを指示したことを明かした。競争入札ではなく随意契約にすることによって備蓄米の店頭価格が今よりも大幅に安くなると期待できるという。