シューイチ 今昔NEWSイッチ
日本にチョコレート菓子が広まったのは20世紀初頭。当時は輸入した原料を加工して製造していたが、1918年にカカオ豆からチョコレートまでを一貫製造した森永ミルクチョコレートが登場した。当時は苦いという声もあったが、味の改良や広告など努力を重ねて大衆に受け入れられるようになった。1950年代に入ると消費も増えていき、1960年代にはチョコレート菓子の大ヒット商品が続々登場した。1961年発売のマーブルは、色鮮やかな糖衣と丸筒のパッケージが特徴。同年発売の麦チョコは、まだ高級だったチョコレート菓子を手軽に提供するために考案された。1962年、子供がお小遣いで買えるようにと発売されたのがチロルチョコレート 。10円で買えるチョコレート歌詞はチロルチョコレートだけだった。1966年に発売されたポッキーは、チョコレートコーティングされたビスケットブランドの世界No.1としてギネス世界記録にも認定された。
1971年発売の小枝は、高度経済成長が引き起こした環境問題が社会問題になっていて、環境問題に目を向けてほしいという想いをこめたという。1973年にキットカットが日本でも発売された。日本では約500種類が発売されている。きのこの山とたけのこの里は高度経済成長に合わせてパッケージは癒やしを感じる日本の里山をイメージしている。1984年発売のコアラのマーチは、発売当時12種類だったがこれまでに800種類以上の絵柄が誕生したという。m&m’sは1941年にアメリカで誕生し、1987年に日本で発売された。生チョコレートは神奈川県平塚市の洋菓子店で生まれた。1992年に女性へのご褒美として誕生したのが、Melty kiss。チョコレート市場における期間限定品の先駆者となった。トッポは、タイでは日本未発売のトムヤムクン味が発売されている。