NHKニュース おはよう日本 (ニュース)
都内で開催されたアトツギ甲子園では地方大会を勝ち抜いた15人が家業の新しいビジネスプランを発表する。史上最年少で出場した岡山県の中学3年生の姫井美桜は中学で行った課題研究から廃棄される布をなくしたいと考えた。家業は染色加工会社で年間1千万平方m分の生地を染めて国内外に出荷しているが、染め斑や傷があるものは出荷出来ずに廃棄される。捨てられる布を減らすために会社では新素材を開発し、環境に優しい素材としてインテリアやファッション等に採用されているものの企業間での取引が多く広く周知されていない。姫井美桜は新素材を使った製品を開発し認知度を広める活動をしている。入賞はならなかったが姫井美桜はアトツギ甲子園に出場し、後継ぎとしての立場を実感して事業をブラッシュアップして役立てたい等と話している。