列島ニュース 5分でうまいッ!
長野県の木曽町で栽培されている夏白菜を紹介。収穫時期を迎えていない白菜は葉と葉の間に隙間がありスカスカだが、採り頃の白菜は葉がみっちり詰まっている。ベストな収穫時期を迎えた白菜を見極めて収穫している。さらに種まきにみずみずしくて食感の良い白菜を育てる秘密がある。苗になるまでポットで育てると根が自由に伸びることができず、曲がって育ってしまう。すると畑に移し替えても地中深くに根を伸ばすことができない。一方、畑に直接種を撒くと成長を妨げるものがない為、根が太く長く地中深くまで伸びる。根がしっかり育つことでより多くの水分を吸収し、みずみずしくシャキッとした食感に育つ。しかし、畑に直に種を撒くと発芽しない芽があったり生育具合にばらつきが出るため、一箇所に2粒の種を撒いている。2つとも発芽した場合にはより元気な芽を残し、もう一方を間引く必要がある。1日で約2000本間引く作業を行う。