午後LIVE ニュースーン (ニュース)
伝統的酒造りがユネスコの無形文化遺産に登録された。500年以上前に原型が確立した日本の伝統的酒造りでは、米や麦などを蒸す・こうじをつくる・もろみ発酵するといった各地の風土に応じて発展してきた。しかし日本酒は国内消費量が落ち続けてきているが、海外では人気が高まってきており、この10年で輸出金額は4倍近くに増加している。新潟酒造の会社では、酒造案内ツアーが外国人観光客に人気となっている。石川県珠洲市の酒造会社では今年1月の地震で土砂が流入し被害にあい、本格的な酒造りの再開は9月になってから開始しており、酒造会社社長はタイミングとしてとても喜ばしいと述べた。
スタジオでは日本で登録されている無形文化遺産についてスタジオで話した。現在は23件登録されており、能楽などが登録されている。酒造りには温度や現地の水といった自然に密接に関わるものであり、酒造りは地域のものであると話した。酒造りは海外からも注目を集めており、外国人観光客もリピーターが増えてきている。地方の魅力に興味がある人が多く、日本の酒は各地域によって異なるので魅力に感じている観光客が多く、更に世界への広がりが期待できる。