THE TIME， THE TIME，マーケティング部
調理定年は家庭のための食事作りを一定の年齢で頻度を下げて惣菜などで代用して楽に生きる考え方となっている。男性は50.5％が賛成し、女性は65.1％がこの考え方に賛成していた。博報堂 生活総合研究所の生活定点調査によると、ココロの調理寿命はおよそ56歳、体力などから料理を作りたくなくなるカラダの調理寿命はおよそ63歳という。調査を行った夏山明美さんによると、好きで作るよりも調理済みの食品を使う人は2020年に逆転したといい、飲食店のテイクアウトコーナーなども拡充していると紹介。冷凍食品の専門家・山本純子さんも冷凍食品も新たな技術により健康的なメニューが揃うようになっていると紹介している。
生活定点によると、大盛りを注文しなくなる年齢はおよそ44歳、行列グルメに並ばなくなる年齢はおよそ43歳、焼肉を食べられる年齢はおよそ50歳強という。量が食べられなくなり行列に並ぶほどの意欲も無くなっていくが、いずれも調理寿命よりも早く衰えていく。誕生日を祝わなくなるのはおよそ53歳、バーゲンに出かけなくなるのはおよそ50歳など。推し活にも寿命があるのだといい、60代の女性はブルーノ・マーズは来れば毎回足を運んでいると話していたが、その一方で調査によるとおよそ45歳だという。一方で舟木一夫を今でも追いかけているという70代女性の姿も見られた。