Nスタ (ニュース)
昨日ノーベル化学賞の受賞が決まった京都大学高等研究院の北川進特別教授。無数の細かい穴が空いた「金属有機構造体」を開発し、そこに大量の気体を取り込めることを世界で初めて立証した。同級生で京大名誉教授の大浦康介さんは北川進氏について、とても柔和な性格だったと話す。北川進特別教授は京都大学副学長を務める傍ら、若手研究者を対象とした「学術賞」を創設するなど研究者の育成についても力を入れている。2002年に同じノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんも、これでまた日本の発想が起点になったと認められたと話した。また石破茂総理からもメッセージが送られた。授賞式はスウェーデン・ストックホルムで12月10日に開かれる予定。