よじごじDays 命を守る!いまこそ知っておきたい防災知識
ラッシャー板前が横浜市民防災センターにやってきた。災害のプロから水害の備えを学ぶ。水害は天気予報で事前にある程度予測が可能。ピンポイントでの予測が困難なゲリラ豪雨の兆候となるのが「真っ黒な雲が近づいてくる」「急に暗くなる」「急に冷たい風が吹いてくる」。情報を確認して、必要があれば事前に避難することが大切。自治体は災害ごとのハザードマップを配布している。ハザードマップは過去の災害データを蓄積したもので、想定外の雨量の際には色が付いていない地域でも安心は禁物。数年に一度更新される。
大雨による冠水を再現した装置を紹介。水深40cmでドアにかかる重さは65kgになる。「ドアの外側が冠水して開けられない時、最初にするべきことは?」とクイズが出た。正解は「上に逃げる」。車が水没してドアが開かなくなった場合は緊急脱出用ハンマーで窓を割って避難する。少しでも冠水した道路には車で入らないのが大切。冠水して流れのある道路を歩くのは困難。実際に冠水した時は濁った水の場合がほとんど。過去には開いているマンホールに気づかず転落し死亡事故が起きた例もある。完遂する前に避難することが鉄則。
避難場所は緊急時地に一時避難する場所。避難所は家を失った方が生活する場所。ハザードマップにも避難場所・避難所は載っている。避難場所では一晩過ごせる最低限の荷物で避難する。日頃から必要最低限の避難バッグを準備しておくことが重要。